用語集

マウンテンパーカ

山登り用フード付き大型ジャケット。フードはコードで絞ることができ防寒、防水に優れる。

マキシレングス

コートの丈の中で最も長いもの。ミディアムレングス(ふくらはぎ丈)からアンクルレングス(踵丈)、フロアレングス(床丈)までのものを含むコート丈の通称。

巻き縫い

生地を縫い合わせる際に、片方の生地を巻いてからダブルステッチで縫う方法。頑丈さを求めて考案された。

マザーコットン

日にさらしていない状態の色が濃く、インディゴブルーに染めた場合深みのある色に染まる。肌触りも独特のため、クラシックスタイルのジーンズを再現するのには欠かせない綿。綿を収穫したあとの残った実をもとに翌年の栽培に使うのでマザーの名がある。

股シック

股ズレ防止用のディテール。股間の汗による生地の劣化を防ぐことができる。

マッキントッシュ

レインコートの古典ともいうべきもの。1823年にスコットランド人、チャールズ・マッキントッシュが考案したゴム引き布製のダブルブレステッドコート。

マッキノウクルーザー

シアトルのフィルソン社の考案による厚手ウールのアウタージャケット。

マッキノウズ

元来は北米原住民が来ていた貫頭衣式のブランケット式の外套。後に北米およびカナダの白人系開拓者がアレンジした。

マドラスチェック

明るい配色のものを「ライティーマドラス」、暗いものを「ダークマドラス」、草木染めで、にじみが特徴のものを「ブリーディングマドラス」、端切れを集めて仕立てたものは「パッチマドラス」と呼ばれている。原産の南インドの町マドラスの地名に由来する。マドラスの現在の地名はチェンナイ。

マドラスブレザー

マドラスチェックの布で作られる盛夏用ブレザー。コットン地の一重仕立てのシングルが多いが、まれにダブルもある。

マニカカミーチャ

クラシコイタリア独特の袖付けの技法。シャツの袖付けのようで、肩にギャザーを寄せる。

マニカカミーチャ

イタリアのナポリで仕立てられるジャケットの袖付け方法のひとつ。別名シャツ袖といい、軽い着心地が特徴的。

マフポケット

ポケットの一種。フード付きパーカやダウンジャケット類に見られるポケットで、両脇から手を入れられるタイプを指す。類語はハンドウォームポケット、ハンドウォーマー。

マリーンブーツ

カラフルな色を用いたゴム製のブーツで、マリーンリゾートに使用される。別名、ヨッティングブーツ、シーストローリングブーツ、シーマンズブーツ。

マルチストライプ

多色を使った縞模様のシャツ生地。別名レインボウストライプ(虹色の縞柄)ともいわれる。

マーベルト

シャツがパンツからはみ出さないように、パンツのバンド内部に付けられたベルト留めのこと。シリコン素材が一般的だが、ひだ状の布をあしらっている場合もある。