用語集

ファイブオーワンダブルエックス(501XX)

「501XX」といえば、リーバイスが思い浮かぶ人も多いはず。それほどに巷に浸透したモデルの商品番号で、もともとは生地の品質を表示する記号だった。10オンスデニム(当時の計量方式)を使用していることを表す最重量の意味で[XX]を用いたのが始まり。これを長年使用したため、「501XX」はリーバイスの愛称となった。

ファンシーフラップポケット

ファンシーブレザー(同項参照)に多用された変形フラップポケット。アングルドフラップ=角ばったずれ雨ぶたや、スカラップドフラップ=貝の形をして扇型雨ぶたと呼ばれるもの、エンベロープフラップ=封筒のふたのような形、ボタンドフラップ=ボタン留めのものなど。

ファンシーブレザー

アレンジを加え、変わったデザインを特徴としたブレザーの総称。ウエスタン調、ミリタリー調などのテイストをプラス。変わりフラップポケット、ボタン留めやアングルドフラップポケット、背中に大きなプリーツや背バンドを付けたりしている点が、“ファンシー(意匠を凝らした)ブレザー”といわれるゆえんであろう。1960年代の後半から70年代の前半にかけてアメリカで流行った。

ファーコート

表か裏に毛皮を用いた防寒コートの総称。

ファーマーシャツ

ファーマーとは農民のこと。バンドカラー(同項参照)付きの、ゆったりした長袖シャツ。

ファーラインドコート

裏地に毛皮を用いたオーバーコートの総称。

ファイブポケットジーンズ

前後左右の4つのポケットに加えて、ウオッチポケットと呼ばれる前部の小さなポケット。この5個のポケットはジーンズのスタンダードスタイル。

ファーストモデル

1950年代末から1960年代にかけて、ジーンズの輸入、受託生産を行っていたビッグジョンが、1965年、オリジナル企画による国内ジーンズ「ファーストモデル」を作った。品番コードは「M1002」で、これには当時の代表的な輸入ジーンズの2倍のクオリティをもっているという自負が込められている。

ファスナー

英国英語では「スライドファスナー」、米国英語では「ジップ」「ジッパー」と呼ばれ「滑り式留め金具」という意味。ちなみに“ジップ”とは、開閉時の「びゅっ」という音(=ジップ)から来ている。

ファンシータキシード

黒や濃紺の正式なタキシード以外の変わりタキシード。各種の変わり素材を用いた略式タキシードの総称。シルクシャンタンやモヘア、ベルベットなど素材はさまざま。柄は無地をはじめ、マドラスやタータンなどの格子柄、花柄やペイズリーなどのプリント柄など。色はシルバーグレイ、ライトブルー、ピンクと多岐にわたる。ホームパーティ、リゾートパーティ、ステージ衣装などに着用されることもあるが、最近は姿を消す傾向にある。

フィンガーチップレングス

コートの丈。指先丈。カーコートや、カバートコートの着丈。コートのレングスの中で最も短いもの。

Vシェイプクルーネック

極端に高い位置にあるVネック。

フィッシャーマンセーター

字のごとく、漁師用セーターの総称。現在ではおしゃれ用の防寒セーターとして男女の区別なく着られるようになった。さまざまな変わり編みを組み合わせて編まれている。

フィッシュマウスラペル

ジャケットの襟型。上襟が丸く、下襟が水平にカットされているもの。魚の口を連想させることからこの名がついた。

フィッシングヴェスト

釣り用のヴェスト。道具を入れるためのポケットがたくさん付いている。動作を重視して、丈は短くウエストに達しない。

フィールドジャケット

野戦用のジャケットとして用いられたものは、暗緑色ないしカモフラージュ柄を基本とする。広義ではアウトドアジャケットも指し、米アウトドアブランド、L.L.ビーンの「ビーンズオリジナルフィールドコート」は1924年の誕生以来、ほとんどデザインを変えず同社を代表するロングセラーアイテムになっている。英国ブランドではバーブァーも有名。

フェアアイルセーター

フェアアイルパターン(同項参照)という多彩な横の段縞を特徴としたプルオーバー、カーディガンを指す。

フェアアイルパターン

カラフルな幾何学模様を特徴とする横の段縞。オリジナル色と縞の組み合わせはフェア島(シェットランド諸島のひとつ)の漁師の家紋を成している。アイルは島の意。

フェーシングカラー

フェーデッドジーンズ

フェーデッドとは、英語で「色褪せた」という意味。つまりフェーデッドジーンズとは、淡く色褪せたジーンズを指す。インディゴブルーと、漂白したブリーチドデニムの中間色で、ソフトなブルーカラーが特徴。

フォアインハンド

俗にいう幅タイ(業界用語。通常の結び下げネクタイを指す)と同義、及びその結び方(プレーンノット)を指す。フォアインハンドとは、一人で駆る4頭立ての馬車のことで、その御者が始めたネクタイ結びに由来する。登場は1860年代であるが、一般化したのは1890年になってから。別称ダービータイ。

フォデラセータ

イタリア語で裏地、共地の意。

フォブ

本来は懐中時計用、通常パンツの右脇ポケットの上に付けられる、小さな玉縁ないしフラップ式ポケットを指す。ウォッチポケット(同項参照)とも呼ぶ。

フォーマルブレザー

フォーマル用にカシミア、ベルベット、シルクなどで仕立てられたドレスアップ用ブレザーのこと。襟型は、ピークドラペル、ノッチドラペル、ショールカラーなど様々。

フォデラート

イタリア語で裏地付きのこと。

フォーパッチポケットジーンズ

前部に2つ、後部に2つのパッチポケットがついたジーンズのこと。1970年代仕様のベルボトムジーンズなどに、しばしば見られる仕様である。

フォーマルウエア

礼服、礼装の総称。昼間と夜間で区別され、さらに正礼装、準礼装、略礼装の3種に分類される。(モストフォーマルウエア、セミフォーマルウエア、インフォーマルウエアの各項参照)

ブガッティ

フランスのスポーツカー、ブガッティの前部にあるラジエターの形(半楕円形)に似ているところから名付けられた名称。

袋縫い

ネクタイでは大剣、小剣共に裏地を使用しないで、表地を中央でたたんで縫い合わせる加工法のこと。シンプルですっきりと仕上がるので、ウール素材などボリュームのある生地に適している。

二目ゴム編み

表目2列、裏目2列の繰り返しによるゴム編み。

フックベント

フック(かぎ)形のセンターベントのこと。モーニングコートやアイビージャケットの代表的なディテールのひとつといえる。

フットウエア

すべての履きもの類の総称でフットギアともいう。

フットカバー

足部のみで、はき口が足甲部にある靴下。ナイロンの薄手のものから、スポーツ用ではパイル素材のものがある。近年の、スニーカーソックスもこの分野に含まれる。

ブーツカット

その名の通り、ブーツをはく人のために、裾が開いたスタイルのジーンズを指す。ベルボトムに比べて、裾の広がりは狭い。

フライ

パンツの上前に付く、比翼のこと。いわゆるパンツ前立ての総称である。前立てとは、パンツの前開き部に付ける持ち出しのことで、この部分が通常隠しボタン式(比翼)になっているところから、このように呼ばれる。ジッパー式のものをジップフライ、ボタン式のものをボタンフライと呼んでいる。

フライトケース

航空機のパイロットが、身のまわりの品物を収納して持ち歩くのに使用するバッグのこと。別名「パイロットケース」ともいう。

フライトジャケット

ボマージャケット(同項参照)も含めた、昔の飛行機乗りのためのジャケットの総称。複葉機ではむき出しの操縦席に座るため、レザーの裏にボアを張って防寒性を高めている。「A-1」「A-2」「A-3」「G-1」「MA-1」などモデル名で記される。

フライフロント

比翼仕立てでボタンが隠れるようになっている前立て。

フライフロント

ボタンがまったく見えないように仕立てられている前立てのこと。比翼仕立てともいう。ヨーロッパスタイルのドレスシャツによく見れる。